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古典落語 粋な表現 その意味

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以前はテレビで落語などを映していることも

あったと思いますが

最近はめっきりですね

もしかすると、単にそういった番組をみなくなった

だけなのかもしれませんが・・・


ただ、テレビなどでは、じっと見ていてくれる時間が

限りなく短くなってきているようなので、落語のように落ちまで

長いと、チャンネルを変えちゃうんでしょうね


でも、落語の表現って面白いものがあるんですよ

そんな表現を日常で使うと、粋になるものです

相手を選んでしまうのが、残念ですが(笑)


饅頭怖い

饅頭怖いは、落語の演目名

饅頭怖いと言っている人に、周りの人が饅頭を投げつける

布団をかぶって逃げるのですが、そこにどんどん投げ込む

怖がるのですが、どうも、布団の中で饅頭を食べている様子

そして最後にひとこと

「あ~、今度は熱いお茶が怖い」


まあ、調子のいい奴、ってことですが

何かをおなかいっぱい食べた後に

「今度は○○が怖い」などと言ってみるというのがあります


まあ、これで通じたら、その相手には教養があるって

事になると思います
(私の周りの人には、通じる方が多いです、単に年よりが多いのかも?)


今なん時だい?
こちらはときそば

勘定をごまかすための言葉ですが、間違って使ってしまい

損をするという流れ


これもまた、日常で数を数えることがあって

途中に「今なんどき?」などと入れると

「ときそばか!」と突込みが来ます
(少なくとも、私の周りは)


六日しらず
これはあまり知られていないものかもしれません

とある単語の同意語、ってことでしょうか

その単語は

「ケチ」です


語源なのですが

数を数える時に、指を折って数えます

5までで折りきりますので、6は広げないといけないのですが

1度握ったものは、自分の指でも

広げたくない

ということの表れだそうで

それを称して六日知らず


落語としては、演目ではなく小話だそうで

現代では、ここまでのケチの人がいなくなったので

ピンとこないのかもしれません


誰か、ケチな人を表現するときに

そのままでは角が立ちますが

あの人は六日知らずだから・・・

などと表現するのは、粋な表現ではないでしょうか?


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腹の底から笑ってください





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by お名前(必須) (2017-05-25 19:54) 

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