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放射能の単位 ベクレルとシーベルトの違い

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東北の大地震以降

放射能に関して、非常に敏感になっている人が

増えています


ただですね、ある程度正確な知識をお持ちでない

のではないか?と思われることもあるので

大丈夫??と思ってしまうこともあります


まあ、高校で学ぶ化学の範囲の知識で十分だと思うのですが

高校の教育が十分に上手くいっていない

ということの裏返しであるような気もします


ということで、ちょっとまとめと整理を

まずは「放射能」と「放射性物質」という言葉の違いを

理解しましょう


やばいのは「放射性物質」です、これが悪さをする

原因です

セシウムとかセレンとかは、この放射性物質です

では「放射能」は?

放射性物質が持つ能力、を示す言葉

つまり「原子核が崩壊して放射線を出す能力」です


ということは、原子核が崩壊して放射線を出す能力を持つ元素が

放射性物質ということでいいでしょう


実際に傷つけるものそのものは「放射線」と呼ばれるものです


ここまでを基本的な知識として、単位の違いを



シーベルトとベクレルの違い

ベクレルとは放射能を表す単位

1秒間に原子核が1個崩壊すると1 ベクレル(Bq)となります

これが「半減期」と呼ばれるもののベースになるわけです

崩壊する原子核が半分の量になるまでの時間を半減期と言います



これは、あくまで放射能の量であり

人体にどのくらいの影響があるのか、どのくらいの強さなのか

は、わかりません


例えば、ベクレル量は多くても、半減期が短いと

あっという間にそれなりに安全な物質に変わるわけです

時間がたてば、ベクレルの量も減り

生体への影響も低くなってきます



ではシーベルトは?

あくまで影響がどのくらいあるのか、というものを表すもの

記号はSv

生体の被曝による生物学的影響の大きさ(線量当量)

の単位です


なんのこっちゃ?ですが


例えば、食器洗う用のスポンジがあるとして

そこに水を大量にかけたとして

全部を吸うわけではないですね

スポンジの質にもよるでしょうし


このスポンジに吸収される方を表す単位がシーボルト

かけた水の量を表す単位がベクレルです


もちろん、ベクレルの量が大きければ、被ばく量も多くなるのですが

安易に考えない方がいいです

シーベルトの大きさは、被ばく量と直接関係が出てきますので

こちらの方により注意した方がいいかもしれません


何を判断したいのか、によって単位は出来上がっていますので

自分の欲しい情報を示している単位なのか

注意して情報を手に入れましょう


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